シリアル・デイトコード・刻印の見方

更新:2026年10月4日運営:査定ラボ編集部

レザーの縫製とシボの拡大(イメージ)
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書いた人:買取の実務に5年携わり、店頭と出張の両方で接客・査定を担当してきた運営者。運営者について

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結論(先に)

なぜ査定で「製造時期のサイン」を見るのか

理由は2つあります。1つは相場の目安。同じモデルでも製造時期によって仕様や人気、流通量が変わるため、金額の参考にされます。 もう1つは真贋確認の材料。サインの様式・位置・書体が、その年代の正規品と合っているかを見ます。 ただしサインは判断材料の一部で、査定士は革や金具の質感、縫製、内装なども合わせて総合的に見ます。

ブランド別・サインの場所と呼び方

ブランド呼び方場所・内容
ルイヴィトンデイトコード(刻印)バッグ内側のポケット周り、内装の縫い代、革タブの裏など。アルファベット2文字+数字4桁で、製造した工場と時期がわかる(2007年以降の形式)。
シャネルシリアルシール+ギャランティカード(保証書)本体内側に貼られた丸型・角型のシール(ホログラム加工)に番号があり、番号の桁数・帯の位置で製造年代の目安がわかります。番号が一致するギャランティカードとセットで評価が安定します。
エルメス刻印(ブラインドスタンプ)金具の裏、ベルトの裏、内側のストラップ裏などに小さく押された刻印。アルファベットや記号で製造時期がわかります(表記ルールは年代によって変わっています)。

近年は「刻印なし」が正規仕様のモデルがあります。

年式の具体的な読み解き(記号や番号がどの年に対応するか)は、モデルや年代で細かくルールが異なり、 専用の資料を持つ買取業者でないと正確な判定は難しい部分です。本記事は「どこを・なぜ見るのか」の全体像に絞っています。

「読めない」「見当たらない」ときの扱い

状態査定での扱い
擦れて読みにくい減額の対象になることはあるが、買取自体は可能なことがほとんど。ほかの要素と合わせて総合判断される。
本来あるはずの年代なのに完全に見当たらない真贋の判断がつきにくく、買取を断られることが多い。1社で断られても、別の業者で見てもらう価値はある。
新しい仕様で最初から刻印・シールがない正規仕様なので問題にならない(IC/マイクロチップ管理のモデル)。

刻印やシールを自分で書き足す・貼り直す・強く磨くといった行為は、かえって真贋の判断を難しくし、評価を下げます。そのままの状態で査定に出してください。

自分で確認する手順

よくある質問

刻印やシリアルが擦れて読めないと、買い取ってもらえませんか?

擦れて読みにくいだけであれば、減額はあっても買取は可能なことがほとんどです。査定士はほかの要素(革や金具の作り、縫製、内装など)も合わせて総合的に判断します。

本来あるはずの刻印が見当たりません。偽物でしょうか?

その年代のモデルに刻印があるはずなのに完全に見当たらない場合、真贋の判断がつきにくくなり、買取を断られることがあります。一方、2021年ごろ以降のIC/マイクロチップ管理のモデルは刻印なしが正規仕様なので、これには当てはまりません。まずは複数社で見てもらってください。

製造年が古いと、それだけで安くなりますか?

一概には言えません。古い年式は内装の劣化やヌメ革(使うほど色が変わる、加工の少ない革)の傷みが出やすく、その場合は下がります。逆に古くても状態が良ければ十分に値がつきます。「年式そのもの」より「その年式なりの状態か」を見られます。

今日やること

本記事は2026年10月時点の一般的な情報です。仕様やルールはブランドの方針で変わります。金額は目安であり、 実際の査定額や売却の可否を保証するものではありません。ブランド品の真贋判定・最終的な査定は各買取業者の判断によります。

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